「何を話せばいいか分からない」
「沈黙が怖い」
「盛り上げなきゃいけない気がする」
多くの人は「話題」や「盛り上げ方」を探します。
でも、それでうまくいった経験は少ないはずです。
本質はそこではないからです。
デートでやることは「信頼関係を築くこと」です。
何を話したかよりも、
「この人と一緒にいて安心できる」
「自然でいられる」
それが重要です。
共通の体験を探す
会話の中でまずやるべきことは、共通点を見つけることです。
・子供の頃の遊び
・好きな食べ物
・趣味
・音楽や映画
・出身や環境
人は「自分と似ている」と感じる相手に安心します。
これは単純で、
「同じ体験をしている=理解してくれそう」
と無意識に判断するからです。
逆に、共通点が見えないままだと距離は縮まりません。
大切なことは安心させることなので、共通点探しが多少強引でも構いません。
会話は「内容」より「合わせ方」
もう一つ重要なのが、会話の“中身”ではなく“やり方”です。
・話すスピード
・声のトーン
・言葉遣い
これを相手に合わせる。子供に早口で難しい話題を振ったりしませんよね。
さらに、自然な範囲で仕草を似せるとよいです。いわゆるミラーリングです。
これだけで、相手は無意識に「話しやすい」と感じます。
オウム返しとイエスの積み重ね
会話を成立させる最もシンプルな方法は、繰り返すことです。
「私、最近○○なんですよね」
→「○○なんだね」
これだけでも、会話は続いているように感じます。
そしてこれは同時に、相手の中で「そうそう」と小さな肯定を生みます。小さな肯定が積み重なると、自然と“会話している感覚”が生まれる。
会話の中身は、ほとんど覚えられていない
ある心理学者が恋愛に関するアンケート調査で、親密な関係になった後に、その相手男性とどういった会話をしていたかを聞くと、「会話の内容をほぼ覚えていない」という結果がでました。
つまり、”何を話したか” ではなく”どう感じたか”が記憶に残るということです。
自然だったか。
楽しかったか。
安心できたか。
会話は、関係構築のための手段です。
やるべきこと
会話のゴールは「盛り上がること」ではありません。
次につなげることです。
「○○好きなんだよね」
→「いいね!じゃあ今度行こうよ」
また、口実を作るのも有効です。物の貸し借り や、「〇〇してくれてありがとう。今度おごるね」などの約束です。
こういった小さな“次の理由”を見逃さないことが重要です。
失敗した話①
「共通点が大事だ」と思っていたとき、とにかく共通点を探そうとして、話題をコロコロと変えたことがありました。
「映画好き?」
「じゃあ音楽は?」
「休みの日何してる?」
「出身どこ?」
結果、会話に一貫性がなくなり、相手を混乱させました。距離は深まるどころか、逆に距離ができた感覚がありました。
ではどうすれば、共通点が見つかるのか。それは、ある程度、自分から拾ってあげることです。
例えば、違う部活をしていても、同じ運動部や球技であるとか
出身地が違っても、「海の近くだと魚が美味しいよね」「温泉あるよね」くらいの共通点を能動的に見つけていくということです。少し強引でもいいので、“同じ側にいる”という認識を作ることが大事です。
関係値ができれば、あとは、デートにこぎつけるような話題が出れば完璧です。
・運動部→観戦も好きなんだよね→今度行こうよ
・出身地→○○がおいしいよね→近くに○○が食べれるところがあるから行こうよ。
注意点として関係値が出来てない状態だと、普通に断られるので、もう一度関係構築をやりなおしてください。
失敗した話②
つまらない質問を続けたこともありました。
・仕事は?
・趣味は?
・休みの日何してるの?
これでは面接とやっていることと変わりません。この方とは、2度目はありませんでした。質問だけでの会話は「情報収集」であり「関係構築」ではありません。当然、相手はつまらないと感じるでしょう。
どうすればよかったのか
そうならないように準備しておけばよかったのです。
まず相手のプロフィール等があるなら、聞きたいことを考えてからデートに挑むことです。注意点として、本当に聞きたいことを考えてください。でないと、1ラリーで「へー○○なんだ」で終わることでしょう。
次に自分が話せるネタを準備することです。
趣味や好きな物(食べ物、映画、音楽など)、経験(仕事や旅行で体験したことなど)、笑える失敗談、共通しそうな話題などです。自分のプライベートな情報を話すことで、相手の警戒心を解き、打ち明けてくれる「返報性」が期待できます。
注意点として、自分が気持ちよく話しすぎないように、相手の反応をよく見て話してください。反応が悪ければ、切り上げたり、相手が話し始めたら聞き役に徹してくださいね。
まとめ
会話で大事なのは
・共通点を見つける
・相手に合わせる
・肯定を積み重ねる
です。
これらを重ね、信頼関係を築くことにあります。
会話が上手くても、次の約束が取れなければ意味がありません。
デートの目的は「楽しませること」ではなく、「次につなげること」です。
